music << いいうたいろいろ4 世界の讃美歌
いいうたいろいろ4 賛美歌

いいうたいろいろ4 世界の讃美歌

Various Good Songs 4: World Hymns
cosmos records/CMCA 2010/2001年
2,600円(税別)

クリスマスの讃美歌、黒人霊歌、アメージング・グレース、アイルランドの讃美歌、本物のゴスペルがあなたの魂を揺さぶる。
沢 知恵オリジナルの《主の祈り》ピアノ弾き語り譜プレゼント中。

Tracklist:

01 久しく待ちにし (12~13世紀の賛美歌/由木康:日本語詞)
02 まきびとひつじを (イギリス・キャロル/津川主一:日本語詞)
03 世界に告げよ (黒人霊歌/原恵:日本語詞)
04 さやかに星はきらめき (ジョン・S・ウアィット:詞/アドルフ・チャールズ・アダム:曲/由木康:日本語詞)
05 きよしこの夜 (ジョン・モール:詞/フランツ・グルバー:曲/由木康:日本語詞)
06 朝日はのぼりて (奥野昌綱:詞/鳥居忠五郎:曲)
07 羊はねむれり (三輪源造:詞/鳥居忠五郎:曲)
08 われをもすくいし [アメイジング・グレース](ジョン・ニュートン:詞/アメリカ民謡:曲/原恵:日本語詞)
09 みまえにわれらつどい (黒人霊歌/岸本洋一:日本語詞)
10 月のかげは (フォービー・ヒンデール・ブラウン:詞/ハンズ・ヨハン・ゲオルグ・ニャゲール:曲)
11 ほめまつれ主のめぐみ (アイルランド民謡/チュ・チェン・チェン:詞)
12 あなたも見ていたのか (黒人霊歌/鳥居忠五郎:日本語詞)
13 主の祈り(沢 知恵:作曲)

【公式サイト リニューアル記念 沢知恵CD自己紹介キャンペーン開催中】

※キャンペーン期間中、コモエスタ通販でお買い上げ2,500円(税別)ごとに、特製イラスト・ポストカードを1枚プレゼントします。

発売以来20年、コスモスレコーズで2番目に売れているCDです。ありがとうございます! キリスト教の人はもちろん、そうじゃない人にも喜ばれているみたいだし、カトリックや聖公会、ちがう教団教派の人たちにも評価されていると聞くと、うれしくなります。はっきり言って、自信作です。沢知恵にしかつくれない作品なんじゃないかなあと思います。

私にとって賛美歌は、民謡みたいなもの。特別で崇高なものではなく、母の胎にいるときから聞きつづけているもっとも慣れ親しんだ音楽です。両親はともに牧師で、宣教師として世界各地にも出かけました。行く先々の国で、いろいろな賛美歌に生で触れられたことは、私の財産です。同じ神さまを信じているのに、表現がちがうっておもしろいなあ。そんなふうに感じながら育ちました。

私はいわゆるゴスペル・シンガーではないけれど、キリスト教徒の歌手として、コンサートで賛美歌もうたってきました。「いいうた」として。若いころは、ゴスペル・シンガーと呼ばれることに抵抗があったので(いまは大歓迎!)、このアルバムをつくるかどうか、実は迷いました。これやっちゃうと、ゴスペル・シンガー宣言するみたいで。でも、当時どうしてもつくりたかった理由があります。

1997年に、日本基督教団出版局から『讃美歌21』が発刊されて、日本中の教会が、それまでの1954年版『讃美歌』から切り替えていきました。私はなじめませんでした。文語体の歌詞の多くが口語になり、意味がよくわかるようになったのと、時代にふさわしくない表現をなくしたというのが最大の売りですが、歌詞偏重というか、全体的に響きの美しさが損なわれた気がしたのです。泣きたいほど、しばらくは礼拝に出たくなくなるほどでした。礼拝で口を閉じたままのときもありました。あれから20年以上経ち、さすがに慣れて、『讃美歌21』にしかないすてきなうたにも出会って、いまは私なりに折り合いをつけていますが、考えは変わりません。何より『讃美歌21』のおかげで1954年版のすばらしさを認識できたのは、大きな収穫でした。よっしゃ! じゃあ、1954年版『讃美歌』と『讃美歌第2編』(1967年)の中から選んで、賛美歌のCDをつくろうと思い立ったわけです。静かなる抵抗?

気合いを入れていざつくり始めたら、そんなことはもうどうでもよくなって、ひたすら楽しい録音でした。なんてったって、うたがすばらしい。いいうたいろいろ。賛美歌は、時代を越えてきた世界のベスト歌集だもの。私はからだにしみ込んでいるものを、ただただ出せばいいだけでした。

初めての完全一人多重録音でつくりました。100%沢知恵です。ピアノ伴奏は全部手ぐせです。編曲なんて言えません。なーんにも考えないで弾いています。そして、コーラスも思いつくまま声を重ねていきました。自分で聞いて、ほれぼれしてしまう。私は幼いころから声が低くて、礼拝ではソプラノがうたえない子どもでした。コンプレックスでした。仕方なくアルトをうたっていたら、ハーモニーをつくる力が自然に養われたようです。何が功を奏するかわかりません。

日本語の賛美歌をどううたうかは、私の一生のテーマです。その答えのひとつが、最後に入っている知恵風の《主の祈り》です。これを毎週の礼拝でうたっている教会がいくつかあると聞いて、光栄に思います。《主の祈り》の楽譜は、『ピアノ弾き語り楽譜集1』にあります。

マイ・ベスト3 

1 あなたも見ていたのか 黒人霊歌/鳥居忠五郎:詞
これをうたうとき、ああ、私はキリスト教なんだなあ、と心底思います。死ぬ前に聞きたいうた、お葬式でかけてほしいうたです。よろしく!

2 久しく待ちにし 12~13世紀の賛美歌/由木康:詞
クリスマスが近づくと、コンサートの1曲目にアカペラでうたいます。でも、ときどき世界でかなしいニュースがあると、季節問わずうたうことも。平和への祈りをこめて。「主よ、主よ、み民を救わせたまえ。」

3 ほめまつれ主のめぐみ アイルランド民謡/Tsu-chen Chao:詞
ザ・民謡という感じのメロディーとハーモニーが好きです。このコーラス、特に気に入っています。

Tomoe

Church in Oshima
© Masaaki Hiraga 2019

Profile

沢知恵については、ウィキペディア
ごらんください。

Facebook

ほぼ毎日更新しています。
最新情報をふくめ、こちら をごらんください。

YouTube

沢 知恵公式 チャンネル

Top